オウンドメディアのプロから学ぶ、検索順位を上げる記事の書き方
今回は記事作成を続けていて「ちゃんと書けているのか心配」「アクセスが集まらないけど大丈夫かな」「ちゃんと検索されるキーワードなのかな」などの悩みを抱えている人を、お手伝いできる記事を作成いたしました。
まずは、再度オウンドメディアのビジネスの特徴を確認してから下記の流れでお伝えしていきます。
<目次>
◆プロが認めるメディアビジネス
◆プロのマインドセット
◆プロのマインド実践編
◆プロがやっているリサーチの仕方
◆プロの記事作成の方法・ポイント
◆プロが気をつけている細かいポイント
◆プロが認めるメディアビジネス
まず最初に、まだまだオウンドメディアは成果がでます。オウンドメディアを続けていて、「記事を書くのが大変だ」「成果がなかなか見えなくてしんどい」など、不安になることもあると思います。
そこで、改めてになりますが、オウンドメディアのプロが認めているオウンドメディアの「特徴」をご紹介します。
「オウンドメディアでブランディングが出来た」
→オウンドメディアでアクセスを集められるようになった結果、報酬だけでなく企業などからも声が掛かるようになり、ビジネスの幅が広がった。
「メディアビジネスは本当にすごいビジネス」
→テレビ・ラジオ業界と同じことを個人で出来るので、影響力が本当に大きい
「オウンドメディアを発信している間に先生になれる」
→趣味や興味があることで始めた分野で、知らぬ間に知識が増えその分野の「先生」になれる
「やれば結果が出る」
→正しいやり方で行動すれば、必ず嬉しい結果が待っている
「最初書いたコンテンツは無駄にならない」
→最初の方に調べて書いた稚拙な文章でも、コンテンツとして意味はしっかりあります。その記事を修正したり、追記したりすることで、良いコンテンツに変えることが出来る。
「長期的な資産になる」
→記事を蓄積することで、「集客」「教育」「販売」を自動的にしてくれる資産を作ることができる。
なによりもこの「資産構築」を成し遂げたいという人が多いのではないでしょうか?1年後、2年後、3年後と、長期的に報酬が得られるようにメディアを構築していきましょう!
◆プロのマインドセット(思考、考え方)
では、実際に月に数百万、数千万の報酬を得ているプロはどんなマインドでメディアを構築しているのかお伝えします。(名言やアドバイスも含みます。)
「楽して稼ぐのはインターネットの世界にはない。」
「行動を変えないと、結果は変わらない」
「起こった事実は変わらない(受け入れ、これからどうするか)」
「人生が自分のことを叩いてくれる」
「リストが1の人と0とでは、雲泥の差がある」(リストを取る人)
「時間はコストとしてかかるけど、それ以外はマイナスはない」
「出遅れない」
「コンテンツは自分の分身であり、営業マンである」
「いいものは本気で売る」
「情熱を持っている人だけが成功している」
「とにかくやれ」
「マインドが変わって成功した。自己マインドから他者貢献マインドへ。」
「オウンドメディアは自動徳積み企業(徳をメディアに積み重ねていって、多くの人にプラスの感情を与える)である。記事は社員、愛情をかけると優秀な社員が育つ。仮に出来損ないの社員がいると、クビ(削除)、教育(リライト)する」
「まずは自分を愛してください。自分が決めたことに対して自信を持って、自分を愛して自分に対する執念を持ってください。」
「朝何時に起きるか。そして、朝起きたときに前向きなことを考える。すべては何でもきっかけ。自分できっかけづくりをする。それで人生が変わります。」
成功しているプロは必ずマインドが出来ています。マインドセット動画を見ている人が記事を書けている理由がここにありそうですね。
また、オウンドメディアを「何のために」、「誰のために」構築しているのかというところが良い記事を書くために非常に大切なことだとプロは口を揃えて言っています。
◆プロのマインド実践編
では、上記のマインドについてプロが具体的に実践したり、考えていることをご紹介します。
複数のプロの思考が含まれていますが、どれも成功しているプロの思考なので、あなたが共感できて実線できるものを取り入れてください。
○どんなメディア(記事)を作るか
<情報発信の3つの種類>
1.自分が好きなこと
2.自分が得意なこと
3.他人が求めていること(これは必須)
→①「ありがとう」と言われること
②思わずいいね、コメント、シェアしてしまうこと
③自分の知り合いに紹介したいと思うこと
④相手がお金を払っても知りたいこと
⑤部下に教えてくださいと言われてここ見ておいたらいいよと紹介されるサイト
○どうやって成功するのか
・他の会社がやっていることが、やっていないのはウィークポイントだと認識する。
(自分のメディアにはこんな記事がない、ユニーク性がない、データがないなど)
・どんどんPDCAを回す。Plan(計画)→Do(行動)→ Check(確認)→ Act(改善)→Plan(計画)・・・
(「こんな記事を書いたらアクセスが集まるだろう」等と仮説を立てて、結果を検証する)
・人に頼られるために、勉強を続けていかなければならない。やったことに対して、きちんとできるかどうか。(検索してきた人に対して、悩みを解消してあげる記事を書くためには勉強が必要)
<成功の方程式>
1image(うまくいったときのイメージが大切)
2think(計画性を立てて記事を更新する)
3believe(確信してやる)
4do(とにかく行動する)
○どんな記事を書くのか
①ユーザーの検索を終わらせる150%の記事をかく
(既存の記事100%+新しい情報20%+ペルソナが抱えている悩みを解消する内容30%)
②プラスの記事を書く(読んだ人やその周りの人が幸せになるような記事)
③気づいていない人に気づかせてあげる(問題がある人に問題があると気付かせてあげる)
④見ている人に価値を与える記事を書く
⑤ストーリーだとしても価値をしっかり含んでいる(役立つ・面白い・感動した等)
○どういうスタイルで記事を書くのか
・モチベーションが上がっていないときに記事を書く(モチベーションに左右されてしまうと、長期的にしんどくなってしまうことがある)
・淡々とやる(記事を無心に書いていって、スキルを上げる)
・良い記事を書くためにノルマ設定はしない!(性格に合わせて)
・質の高い記事を書くのには時間がかかるのは当たり前!(性格に合わせて)
・アフィリエイトは報酬で選ばない。あっとコスメや楽天などの口コミをしっかり見て本当に自分が良いと思ったものだけを紹介する。
◆プロがやっているリサーチの仕方・心構え
プロが実際にどんな心構えでどんなリサーチをしているのかご紹介します。普段から実践している部分もそうでない部分もあると思いますので、確認してみてください。
<記事に対するマインド>
・検索を終わらせる記事を書く
・キーワードに対してどんな人かを想像する=検索ユーザーの気持ちを考える
・他の記事を見なくても自分の記事ですべてが終わる記事を書く
・記事毎にペルソナを設定することで自ずと書く内容が決まってくる
<上位記事のリサーチ>
・1~5位くらいのサイトを調べて、それを超える記事を書く
・1位~10位に表示されていることはすべてチェックする
・上位表示されていないサイトに濃い情報が埋もれている→上位10記事では足りない可能性もある
・調査する際はライバルサイトの情報をグルーピングしていく(エクセルなどにどのサイトにどんな情報があったかまとめておく)
・検索キーワードで、上位10位の文字数を確認する(この文字数は、Googleが考える読者に最適な文字数である可能性が高い)
<タイトルのリサーチ>
・競合のタイトルのつけ方を見て、参考にする(他にNAVERまとめは非常にタイトルの参考になる)
・バズらせたい記事はオモコロなどを参考にする
<情報のリサーチ>
・すべてインターネットでの情報ではなく、テレビとインターネットのアクセスのミックスした記事
・ターゲットが見そうなTVををチェックして仕込んでおく(先に)
・自分のメディアと相性のあるテレビはチェックしていく
・誰も知れない新しい解決策を書けば一気にアクセスが増える
・ Webからだけでなく、本からも収集。
・良いタイトルは溜めておく(そして真似をする)
・本はざっと読んで、付箋を貼っておく
<キーワードのリサーチ>
・3語キーワードをチェックする
(「ダイエット 太もも 辛い」などのように3語のキーワードを狙います。これはyahoo虫眼鏡からキーワードを見つけてきます。)
・3語キーワードでGoogleはチェックしているので3語で狙っていく
・キーワードで検索してきたユーザーの欲しい答えを調べて用意しておく
(yahoo知恵袋や教えてgooなどでキーワードを検索して、閲覧数の多い記事を見て、悩みを洗い出し、解決方法を提示してあげる)
・旬なキーワードを狙っていく
・テレビとか検証系のテレビの記事は要チェック
◆プロの記事作成の方法・ポイント
<ユーザーが読みやすい記事の書き方>
1.できるだけ丁寧に説明(画像も含め、容量は100kb以内に抑える)
2.比較を入れる
3.とにかく図解(画像がないと、バズらないことが多い)
4.具体的な事例を書く(私ならこのように設定しますなど)
5.読者が欲しいものや情報を提供(ブックマークに入りやすくなる)
6.タイトル、ディスクリプションを随時更新する(2015年版→2016年版など)
<ライティングで気をつけていること>
①明確なペルソナを設定する(fbいいねから辿ってもOK)
②徹底的にリサーチする(記事に書く内容をしっかり調べて良質な情報を書く)
③読者にやさしい内部リンク(途中の見出しと関連していると、内部リンクで誘導してあげる)
④導入文でベネフィットを盛り込む(この記事を読んだら、こんなメリットがあるんだと認識してもらう)
⑤データを使って信用度をUP(厚生労働省や専門家のデータ)
⑥出典元のリンクはちゃんと貼る
⑦何回も読み返す(誤字脱字や文章構成を見直す)
⑧1記事たりとも手を抜かない
<オウンドメディアで人気のある記事>
・対決(文系VS理系)
・ランキング(面白いランキング)
・ニッチなジャンルで1位(○○で1位の男が、、、)
・想定外に真面目(PPAP小阪さんは実はマネーの虎で、、)
・ストレートに感動(日本中が感動した、、)
・名言
◆プロが気をつけている細かいポイント
・タイトルにフックの要素を入れる
(ベネフィット、驚き、好奇心、数字、具体性など)
・リード文(前書き)は優しく丁寧に、下の文に誘導してあげるようにしてあげ、1人称に向けて語りかけるようにする(ペルソナに向かって少し話しかけるイメージ、本の前書きが非常に参考になる。ベネフィットをしっかり使えて、「あなたは読む必要がありますよ」と伝える)
・文字装飾は3パターンくらいで、自分で決めると良い
・文中には内部リンクを入れて、途中で飽きた人を流す
・記事内で、デメリットを書きすぎるとしんどくなるので、あまり書かない方がいいが、デメリットを潰せる内容があれば入れても良い(「○○ですが、△△すると良くなります」など)
・検索で来ているので、深い悩みがある可能性があるのであまりフワフワした内容にしないようにする
・面白いなと思わせるために、アンケートやQ&Aなどを使う。グラフを使ったりして、データを可視化させる(ビジネス系はとくに)グラフ化、可視化できれば離脱率が抑えられる
・持論が多すぎるとファンには良いが、検索エンジンから来る人には一般論の方が良い
・「っていうか」のような口語表現は読者を広くは取れない。また。タイトルに数字が入っていた方がクリック率が上がる
・サプリメントなどの効果をたくさん言い過ぎると、ターゲットの目的意識が薄れる。ターゲットに絞ったメリットのみを伝える。また、ターゲットに関係のない口コミはいらない。Twitterなどから、拾ってくるのはあり
・動画の内容は文字に起こす(動画だとSEOに反応しない)
・記事の追記は1回に1割増くらいにしておく(SEOに悪影響を与える可能性がある)
・関連記事はあまり多くは貼らず、ユーザーに必要なリンクだけを貼る
◆さいごに
今回は複数のオウンドメディアのプロからの情報をまとめましたがいかがでしたか?
プロは今回ご紹介したことに加え、テクニカルな検証を続けていますが、テクニックに頼らなくても月に300万円以上の報酬を得ている方もいます。
そういう人は、ペルソナ設定が記事毎にしっかり出来ていて、ユーザーの為になる良質な記事を書き続けています。
Googleの目指しているところは、ユーザーにとって有益であるサイトを上位表示させることなので、ユーザー目線でしっかりと書けている記事は必ず評価が上がってきます。
良い記事を書いてもすぐに上位に表示されることは難しいかもしれませんが、今書いた記事が3ヶ月後、半年後、1年後に評価されます。
粘り強く、今後も継続して自分のオウンドメディアを育てていきましょう。