「レバレッジ・リーディング」

レバレッジリーディング

～１００倍の利益を稼ぎ出すビジネス書の「多読」のすすめ～

本田　直之

本書の目的：

大量の本を読み、１５００円の一冊の本を１００倍である１５万円の資産に変えられるようになる。そのためには、その本から何を得るか目的を持って読み、気になるところに線を引き、自分の考えを直接書き込む。

そしてレバレッジメモを作成し、何度も見直し実践することで、１００倍のリターンを獲得する。（本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用する）

ポイント：

・本は他人の経験を擬似体験する割安な方法である。

・成功者は必ず本を読んでいる。

・本を読めば読むほど、時間は生まれる。本を読まないから時間がない。

・読書を継続することは、自分の中の「常識」を更新するということ。

・目的を持って本を選ぶ。人生の目標、現状の課題を考え、今自分に必要な本を選ぶ。

・教養型よりは経験型の本を選べ。理論より、実践のノウハウ。

・同じジャンルの本を徹底的に読む（カテゴリー集中法）。

→多角的に見られる。重複する部分は誰もが認める重要なポイント。自分の考えや方向性に合ったやり方を見つけられる可能性が高くなる

・本は１～２時間で一冊読むようにする。自分が目的を持って得る部分は多くない。ポイントを絞って読み、必要な部分を吸収していく。

・カラーバス効果とは、意識して物事に取り組むと意識した物事に気づけること。

　例）家を出る前に「今日一日で、赤い色のものを何個見つけられるかな？」と思う。すると街にでた途端、この世にはこんなにも赤があふれていたのかと驚くほど、ポストや赤い文字の看板、赤い花など、赤いものが目に飛び込んでくる。

　→カラーバス効果を使うと、素早くページをめくっても、目的の場所で目がとまる。

・８０対２０の法則。本当に優秀な従業員は２０％、売り上げの８０％は２０％のお客さまによるもの、本の重要な部分な２０％。

　cf.リチャードコッチ『人生を変える８０対２０の法則』阪急コミュニケーションズ

・本の内容を忘れるのは、「ポイントをメモしなかった」「実践しなかったから」

・P,１６２にオススメの本の紹介あり

実際にこの記事自体がレバレッジ・メモというものです。